2018年1月5日金曜日

『背景知識・キーワード・重要語』

現代文の勉強におけるフローチャートは、

『読解』『記述・論述』『漢字』『背景知識・語句』としている。

当ブログでは『現代文のアクセス』等河合系を推奨しているのでその視点から、現代文の語句を中心に取り扱うものになる。ということを了承頂きたい。また『現代文のアクセス』等まともな現代文問題集をやれば『基本語』『テーマ語句』『背景知識』『キーワード』は全て含まれているから一冊もやっていない場合でも気にしなくて良い。『背景知識・キーワード・重要語』の目次としては、『読解のための基本語』『文化・宗教・思想等のテーマ語』『文章ジャンル(評論・随想・小説)別語句』あたりに分けられている。呼び方は違えどほぼ同じでどれか気に入ったものをすれば良い。

『背景知識・キーワード・重要語』の有力参考書を列挙していく。
列挙していないものやコメントすらしていないものは察して欲しい。


『頻出現代文重要語700 (新版完全征服)』
現時点ではベスト。語句中心、比較的新しい。惜しむらくは問題に語句の意味と反対語を書くという問題。解答時に混同注意。


『読解を深める現代文単語〈評論・小説〉』
『ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES)』より良い。この晴山先生には一言文句を言いたい。河合系なのにパクリ癖が治らない。学習書という性質からそれも仕方ない面もあるのだが…。読解の方でまた言及するとしよう。パクリではなくインスパイアされたこの用語集は一応褒めたい。だがしかし一点、何故ゆえに答を逆さまにするんだい?そして意味不明に古すぎる一部の語句。現代文の現代とはいつの話か定義して欲しいところ。


『生きる現代文キーワード』
例の件で話題になった霜栄先生のもの。


『現代文キーワード読解[改訂版]』
コンパクトながら良くまとまっている。他のはボリューム多すぎて手に負えないと思う人はこれ。