



『ユニット英単語2200』
難化傾向に伴い対策が打てないため以前推奨していた合格英単語600(紙の質が上り使いにくくなった)から単語の量を増やすという方針に変更。音声もDL必須。学校指定の単語帳があればわざわざ買う必要はない。
『The Word Bookとみ単』
解説型英単語の標準から応用まで独自のグループ分けがなされ読解に必要な形でまとめられている。今後の入試を考える上で重要単語の十分な理解が必要だと判断した。とみ単をやることで今後他の参考書問題集での目の付け所、単語の覚え方、辞書の見方も習得して欲しい。
『改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』
『改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁CD』
改定がなされ圧倒的なアップデートで最新の使い方や訳語の抜け漏れ、誤植が直されている。(例えば、go off アラームが鳴る)リスニングも購入して隙間時間や音声による反復もぜひ。今後の入試を考える上で重要難単語の語彙数が必要だと判断した。ユニット英単語の入試7,8割のカバーを9割に持っていくという労力なので入試分析校になければやる必要はなし。※リンガメタリカなどのテーマを当てる方針から撤退。代替としては大学別対策や予想問や過去問(5年程度で良い)となる。

『総合英語 Evergreen』
高校文法の最初の一歩。中学のレベルから高校に一気に引き上げてくれる。例文の選定、解説、ターゲット例文の音声ダウンロード、検索性を考えると、これに勝る基本文法書は見当たらない。例文を訳す、文法事項を理解してチェック問題で確認という流れ。教科書的な文法項目の並びで辞書的にも使え、授業のように理解しやすい。予備校の講座を取っていると思ってきちんと時間を確保して取り組む。他の問題集や参考書を使ってわからない時何度も戻って確認する。チェック問題はノートに書く。


『英文解釈教室 入門編』
『英文解釈教室 基礎編』
伊藤和夫氏の総合読解参考書。ビジュアルより完全にこちらが優れている。総合英語、基本的な単語集、教科書の基本的な理解(現役生)が終わった後の橋渡し。あとテーマ別や英文解釈教室(正編)があるがそれぞれ独立して完結しているので全部やらねば構文や文法を全て網羅してないというものではない。大学に行ってから伊藤和夫は素晴らしかったと思った時にそちらをどうぞ。英語の語学としての根幹は変わらないものの、とりわけ難易度があがるほど、どうしても参考書の性質上試験に出る英文のテーマや問題傾向、時代背景などが変わるため古さは否めず。これより難しい英文解釈には別の参考書を推奨。下記参照。※もちろん今でもテーマ別、正編ともに素晴らしい参考書であることに変わりはない。


『大学入試英文法のナビゲーター 上 (研究社ナビゲーター・シリーズ)』
『大学入試英文法のナビゲーター 下 (研究社ナビゲーター・シリーズ)』
伊藤和夫氏の入試英文法問題集。解説の詳しさや文法をどのように活かすのかわかるようになる文法問題集。総合英語Evergreen基礎、初級レベルだとすればこちらは標準、中級レベル。当ブログでは三段階に分けている。

『入門英語長文問題精講 3訂版』
センターレベルかやや優しい程度。本来であれば教科書(学校)でこの部分をやってほしいが時間に追われきちんとできないのがなんちゃって進学校の宿命だろう。河合塾の玉置正人や中尾悟がこのレベル帯を受け持たなくなって、予備校の英語講座(今なら河合塾の島田)を取って自習室の年間確保というところだけど島田先生は句節のみならず品詞も全部わける。それ自体は否定しないが講師によって大括弧、中括弧などの括弧の種類や分け方が違うので混乱する場合がある。こちらの問題集は句と節を分けるだけのオーソドックスなものになっている。構造分析のSV振った後の接続詞の認識(等位か関係代名詞か逆接か等)やOCまで担う。実際にコピーして自分でSVOCなどを振ってみて訳出の訓練、カタマリを見抜けるようにしよう。また、自宅と学校の間に自習室が使えるような丁度よい予備校が無い場合など重宝する。最新の入試傾向通り難解な構造を読み解くよりも長い文章の内容をきちんと把握するよう作られている。上記伊藤シリーズや問題集をやってもまだ難しい人は中学生レベルの読み込みが足りないので『中学 トレーニングノート 英語長文(標準)』『中学 トレーニングノート 英語長文(発展)』を暗記するほどやっておこう。




『やっておきたい英語長文300 (河合塾SERIES)』
『やっておきたい英語長文500 (河合塾SERIES)』
『やっておきたい英語長文700 (河合塾SERIES)』
『やっておきたい英語長文1000 (河合塾SERIES)』
長文問題集なのだが実は二番目の語彙力増の場面でもある。長文(全訳)、設問解説、語句注。もちろんメインは長文に慣れることだが良質で解説もしっかりしている。復習時にしっかり音読して頭の中で概略が理解できればok。やっておきたい否定派も少なからず存在するので少し触れておくと『解説が不足している』という意見があるように思える。これは英文解釈ではなく長文読解だということ。解説の詳しさや昨今の手取り足取りの本がもてはやされる中、最短で斬ってくれる(解答にたどり着く)素晴らしさがある。入試会場では手取り足取り解説をして答えるのでなく、いかに早く解答の根拠を探し出すかというものだ。設問解説の一行目(ほぼ一行しかないが)に何が書いてあるか意識して読んでみよう。訳ができれば答えなんて誰でもわかるだろう解説とは一線を画す。300が共通テストレベルなのですべての受験生は500までやってほしい。トップレベル校の塾などが勧めないのは基準が東大や早稲田、医学部だったりする場合、これ以上上が無かったり(長文読解と英文解釈が近似していく)対策講座が充実していると汎用最強テキストが良く見えないところに理由がある。700と1000は自分のレベルと受験大学に合わせて欲しい。音声DL付いた。この改定には感謝しかない。

『構文把握のプラチカ―英文解釈 (河合塾SERIES―入試精選問題集)』
英文解釈教室が基礎までなので入試実践レベルが欲しい。予備校の解釈講座取らずともこれで事足りる。標準からやや難。採用英文、解説ともに素晴らしい。英文解釈教室(正編)やビジュアル英文解釈の代わり。入試の傾向として難解な英文からの問題よりも超長文を早く読んで設問に答えるという傾向があるのでどちらかと言えば『やっておきたい英語長文』のような長文読解を重視したい。またこれ以上上位の解釈に挑戦したい場合は英語長文と英文解釈の差異は無くなっていく。入試問題を厳選して解説するパターンとなる。。※句と節分ける英文解釈が技術100があるじゃないかという突っ込みもあるだろうがそれ以上にこちらが優れているのと、技術100の基礎入門超入門でも難しすぎるので避けている。勉強法でいう定期テスト型と実力テスト入試型という基礎と応用の考え方が合わないためだ。句と節ポリシーを捨ててでもこちらを取ることを察して欲しい。

『解体英熟語 改訂第2版[ブック型]』
熟語と構文の違いは何か?私はSV絡むと構文と思っていたがそうではないらしい。ベン図のように重複することがある点と構文という名づけを嫌う意見があることも付け加える。idiomとも言われるが熟語、慣用句、成句である。日本語で言う連語が熟語っぽい。神経質にならず、単に分け方の違い分類の違いだと理解してほしい。Z会の編集としては、文法事項に含まれないのが熟語としており当ブログはこれに準ずる。 よくわからない場合は解体英語構文と目次を比べてほしい。解体英語構文をやらなくて良いのは構文は構文集ではなくて読解(例文や長文)の中でやってほしいからだ。総合英語や英文解釈の参考書がそれにあたる。上記総合英語Evergreen(例文)、解釈教室入門(例文)解釈教室基礎(長文)、プラチカ(長文)である。解体英熟語に関しては、これほど網羅性があるにもかかわらず、解説が詳しく問題集も兼用できるものはない。

『大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題 1000[増補改訂版]』
アウトプット演習型問題集。この解説で?だと総合英語Evergreenや英ナビが入っていない証拠。入試に一番出題される語法問題を完璧にする。



『大学入試 英作文 ハイパートレーニング 和文英訳編 新装版 [ 大矢 復 ]』
『大学入試 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』
『大学入試 最難関大への英作文 ハイパートレーニング』
英作文は暗記だとか英借文だとか言ったりするが初めからそんなことを言ってしまえば教師なんて要らない。もちろん語学であること、時間制限のある入試であることからある程度の数の暗唱例文をしておく必要はある。しかしながら、英作文が出来る人の思考回路には必ずそのポイントやコツがある。特に入試で問われる際には良く聞かれることや注意すべき部分がある。それを文法から逆算して解説してくれている。

『英語の発音・アクセント総仕上げ (駿台受験シリーズ)』
基本ルールと例外を覚えさせるが例外が問われすぎてわけわからなくなってしまう。基本は押さえつつ同じ発音をまとめ繰り返し暗記する。これほどしっかりまとめてくれているものはない。フォニックスをベースに受験型に昇華させている。発音記号を勉強したい場合は『英語「発音記号」の鬼50講』を勧めておく。
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